管理監督者と残業代について

管理監督者には残業代は支給されませんが、どんな人でも会社側があなたは管理監督者ですといえばそれで残業代が出なくなってしまうわけではありません。

役職名称や肩書きが重要なのではなく、仕事の実態、実際の処遇が重視されるのです。その要件にはいくつかありますが、まずは文字通り、管理や監督の仕事をしている人である必要があります。

平たく言えば、部下の面倒を見ている、組織として仕事がうまく回るようにするのが自分の仕事だという人のことです。これだけではありません。残業代が出ないというのは、会社から見ていくらでも働かせることができるというような意味では決してありません。どちらかというとむしろその逆の意味です。

つまり、労働時間を会社に管理されない人だから、所定労働時間を超えて働いたとしてもそれは会社命令ではないので別途手当てを出すことはしないというくらいの意味だということです。管理監督者とは労働時間を会社に管理されず、自分自身の裁量で決めることができる人である必要があります。

もちろん部下を管理監督するという立場上、あまりに無茶な労働時間では責任を果たせなくなってしまうことは十分に考えられますが、責任をしっかりと果たしている以上、単に仕事の時間について上司などから指示命令されたり、1日8時間働いていないとただそれだけの理由で叱責されたり給料が減額されたりするのは自分の裁量で決めることができているとは言えません。

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